先日、やよい苑にて避難誘導訓練を行いました
いつ起こるか分からない災害に備え、火災を想定し火元確認、初期消火、避難誘導など真剣に職員の皆さん取組んでくれました。
まず初めは、火災発生時に何処が火元なのかを知らせる火災受信所の説明を行いました。
次は、那賀消防組合中消防署からお借りした水消火器を使用しての初期消火の訓練を行いました。
普段から使い慣れている物ではないので、職員の皆さんも安全栓を外すのに悪戦苦闘されていました。放水すると水圧の高さに驚かれている方もいました。
次は、災害時にエレべーターが使用出来ないことを想定しての避難誘導を行いました。
車椅子に利用者様の代わりに職員を乗せ、3人掛かりで3階から1階まで降ろしました。
男性職員3人で降ろしましたが、重たい車椅子を足場の悪い階段で降ろすのは非常に大変でした。
1階まで降ろすだけで腕はパンパンになり、「災害時に何人の利用者様を降ろせるのか?」と避難誘導の難しさを改めて実感しました。
最後は、避難用滑り台を職員が滑りました。実際に滑ってみると滑らない場所や、滑り過ぎる場所、利用者様だけでは避難出来ないなどいくつかの問題点が出てきました。
災害が起こると、つい動揺し慌ててしまう行動になる恐れがありますが、訓練を繰り返し行い、災害に対する意識を高めることで、慌ててしまう行動が臨機応変な行動に変わる様、災害対策委員を中心に努めていきます。
投稿者:災害対策委員長・川嶋