当苑からは清々しい自然や都市整備の発展など、様々な風景を望むことができ、また近隣には文化、歴史的遺産なども訪ねることができます。
これまでのブログの記事でも、苑の風景などをご紹介させていただいたこともありましたが、ここでは風景にくわえて名所となるものなどもご紹介していきます。
今回は龍門山(りゅうもんざん)です。
史実から紐解くと、龍門山脈の主峰となる龍門山は古くより和歌山平野に位置する名峰として知られ、その名を紀州富士とも呼ばれているそうです。そして、南北朝時代には龍門山の戦いが繰り広げられた古戦場でもあったとのこと。
また、標高は755.9mあり、和歌山県指定の植物が自生し、また日本固有のギフチョウと呼ばれる蝶の最南端生息地でもある自然豊かな山とのことでした。
当苑は平成6年4月に紀の川筋では初となる老人保健施設として開苑しました。
以後、介護保険制度が施行され、施設種別が介護老人保健施設と変更になった現在も龍門山の眺めに何も変わりはありません。
こういったことは、日常の流れのなかではごく当たり前のように思うことも多いのですが、いにしえからの伝わる環境のなかでサービスを提供させていただけることは、癒しや心の豊かさに繋がるという観点からも、本当に貴重なものであるとあらためて感じます。
尚、記事の風景は当苑4階多目的スペース及び展望大浴場よりご覧いただけますので、ご来訪の際は、是非館内と併せてご見学下さい。
支援相談員がご案内させていただきます。
投稿者:支援相談室