子宮頚がん予防ワクチンをご存知ですか?
子宮頚がんとは、発がん性ヒトパピローマウィルス(HPV)に感染することでかかる病気だといわれています。
これは特別な人だけが感染するわけでなく、どなたでも感染する可能性がある、ありふれたウィルスです。
ただし、感染したからといって必ずがんになるわけではありません。
感染した人のうちの1%未満であると考えられています。
性交渉のある女性の80%が一生に一度は感染するといわれているこの発がん性HPVには、100以上の型があります。
そのうち15~20の型が発がん性をもっていて、子宮頚がんの原因となっています。
多くみつかるタイプは、HPV16型と18型で、子宮頚がん予防ワクチンは、HPV16型と18型のタイプの発がん性HPVの感染を防ぐことができるワクチンです。
ただし、すでに感染しているウィルスをなくしたり、治したりすることはできません。
このワクチンは希望者の意思により接種できる任意の予防接種です。
中学1年~高校1年(H.8.4/2~H.12.4/1生)に相当する年齢の女性は、助成金の対象者となり、それ以外の方は対象外となります。
対象年齢でない人は1回につき16.000円程度かかります。
このワクチンは3回接種しますが、ワクチンにより接種する間隔が違いますので、医療機関にご確認のうえ接種してください。
当院では去年から、この子宮頚がん予防ワクチン接種を行っております。
ご希望の方はお気軽に当院まで起こしください。
投稿者:クリニック広報