やよいメディカルクリニック

クリニック便り~第18回和歌山県有床診療所協議会総会に出席しました~


平成24年8月25日(土)、16:00よりアバローム紀の国にて「第18回和歌山県有床診療所協議会総会」が開催されました。

当院はご存知の方もいらっしゃると思いますが、19床の入院設備を完備した有床診療所の形態をとっております。

本会は全国の有床診療所が互いに強い連携をもって、その発展と健全運営をはかり、医師と地域の人々との良い関係を今後も堅持し、日本医師会と協力して研修を積みながら、地域の医療に貢献することを目的として発足しました。

平成23年度の事業報告・新規役員の発表・会計報告等の後、特別講演として日本医師会総合政策研究機構 主席研究員 江口成美先生による「有床診療所の課題と将来-平成24年度診療報酬改定をふまえて-」と題する内容で講演をいただきました。

様々なデータを踏まえながら有床診療所を取り巻く状況を説明していただきましたが、日々感じている通り悪化の一途をたどっていました。

特に大きな課題としては1.スタッフの確保(特に看護師)2.医師の勤務負担(1人医師体制が多いため)3.施設設備の老朽化の3つを挙げられ、活性化に向けた取り組みが早急に必要であると力説されておられました。

当院では平成22年10月より常勤医師2名体制で、従来の整形外科に加え、新しく内科(糖尿病内科)も専門とするクリニックとして生まれ変わりました。

またスタッフの増員や、施設の方も改装及び医療機器の新規導入等もはかり、現状で必要と思われる対応も行っております。

社会保障税一体改革によって、どこに住んでもその人にとって適切な医療・介護サービスが受けれる社会を目指すという方向性を示されておりますが、当法人にとっても、それぞれの地域で必要とされる機能を提供していくことが重要な使命だと考えています。

投稿者:クリニック広報

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