5月28日(水)13時30分より、クリニックにおいて糖質と各種甘味料についての勉強会を開催しました。
当日はやよい苑・クリニック合わせて13名の方に参加していただきました。
代表的な甘味料とその成分や体内での吸収経路について、人工甘味料“マービー”を取り扱うH+Bライフサイエンスの方より話をしていただきました。
まずマービーの飴を食べ、その後他社製品のラカントの飴を食べて比べました。
甘味料の種類により、感じる甘さも全く違うことを感じることができました。
また栄養成分の糖類に関する表示で、糖類の含有量が食品100g又は100mlあたり0.5g未満の【無・ゼロ・ノン・レス・フリー】、100gあたり5g以下又は100mlあたり2.5g以下の【低・微・控えめ】などいろいろあります。
甘味料の中には、エネルギーがゼロかほとんど考えなくて良いものもあれば、砂糖より低エネルギーのものや砂糖と同じようにエネルギーのあるものなど、甘味成分の内容により変わってきます。
「控えめ」だからといってたくさん摂取してしまうと控えめを選んだ意味がなくなってしまうため、注意が必要です。
クリニックにも毎日たくさんの糖尿病の患者様が来院されます。
中にはどうしても甘いものをやめられずに間食や甘い飲み物を飲んでしまう方もいます。
そんな方には人工甘味料を上手く使うことで糖質を控え、少しでも血糖コントロールがうまく行えるようにと指導を心がけています。
投稿者:やよいメディカルクリニック管理栄養士 柑本満里