平成24年8月23日(木)13時より、やよい苑会議室にて職員研修の一環として、今コミュニケションツールの一つとして脚光を浴びている「コーチング」をテーマとした研修会が行われました。
今回は各部署の管理者を対象にしており、計13名が参加しました。
講師にはジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の鈴木孝先生(生涯学習開発財団認定コーチ、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社特別プログラム認定講師)にお越しいただき約1時間のレクチャーを受けました。
コーチングの基本スキルに「承認」「傾聴」「質問」がありますが、今回の研修では特に「質問」を中心に解説をしていただきました。
スキルとしての質問のポイントとして、
1、相手に考えさせ、気づきを与える
2、相手に主導権を与える
3、Why(なぜ)の質問に注意する
4、時制(過去・現在・未来)を意識する
5、行動を起こさせる為の未来型質問
6、具体的な目標設定
を挙げておられ、様々な事例を交えながらその場面場面にふさわしい質問というものを教えていただきました。
今後必要とされるマネジメントスタイルは従来の指示命令型ではなく、いかに相手を支援し可能性を引き出し自主的な行動を起こさせるかというスタイルが求められていると思います。
人間誰しも自らの意思ではなく押し付けや他人の意見では、本当の意味で納得して動くことは出来ませんし、これは患者様や利用者様を相手に接している時も同様です。
今回の研修を終えて、普段の行動や発言をもう一度振り次に生かしていくとてもいい機会になりました。
最後に今回研修を開催するにあたって講師を務めていただいた鈴木様、並びにジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社様に感謝申し上げます。
投稿者:彌栄会広報