平成26年4月8日(火)、澄み切ったどこまでも広がる青空と柔らかな日差しの下、当苑通所リハビリテーション、デイケアではお花見ドライブを行いました。この絶好のお花見日和りに今回、49名という多数の利用者様が元気に参加して下さいました。
毎年恒例のデイケアお花見イベントですが、今年は利用者様に桜だけでは無く是非とも今の時期、満開に咲き乱れる桃の花も楽しんで頂きたいと、昨年とは趣向を変え、お花見ドライブという形で桃山町の桃源郷から、根来寺の桜並木まで、どちらも楽しんで頂ける欲張りなコースでご案内を致しました。
又、欲張りついでに、お越し頂いた利用者様にお花見ドライブに加え、更に楽しい時間を過ごして頂きたいと、午前中は普段より利用者様に関わらせて頂いているリハビリスタッフとデイケアスタッフによる催しも企画し、2部構成の出し物を利用者様にご覧頂きました。
最初の出し物は、リハビリスタッフによる「笑点」です。スタッフがそれぞれ笑点メンバーに扮し、利用者様にお花見を題材とした大喜利を披露すると、会場はたちまち笑い声で包まれました。スタッフの面白いコメントに利用者様は皆さん、大喜びして下さいました。
楽しい雰囲気の中、続いて登場したのがデイケアスタッフによる合奏を題材としたドタバタコントです。
ギター、ベース、タンバリン、大正琴、ボーカルにより唱歌「桜」を合奏してくれたのですが、途中、ギターの音が外れたり、ベース担当スタッフが曲中に仮装したりと、笑いを誘う工夫が盛り沢山のコンサートでした。最後はもちろん、練習を重ねた素晴らしい演奏を披露し、利用者様と一緒に「桜」を合唱して午前中のイベントは終了しました。
演目の後は厨房スタッフが、この日の為に、腕によりをかけて作って下さった特製お花見御膳の登場です。色鮮やかな豆ご飯や、鰆、菜の花といった春の味覚に利用者様は舌鼓を打たれていました。
午後からは、いよいよお花見ドライブに出発です。道中の車窓からは、満開に咲いた桃の花、菜の花畑や色とりどりのチューリップ達、そして桜の木々達が利用者様を精一杯もてなしてくれていました。特に根来寺の桜並木は本当に美しく、ハラハラと舞い落ちる桜の花びらをくぐり抜けてのドライブに、利用者様からも「絵にも描けない美しさやなぁ!」「今日は来れて本当に良かったよ、ありがとう」と喜びの声を多数頂く事が出来、お花見ドライブは利用者様も職員も大満足でやよい苑へ帰苑致しました。
事故等も無く、無事に帰苑して頂いた後は、桜に因んだ桃色の三笠饅頭とデイケア自慢のドリンクサービスで利用者様をお迎えし、今回のデイケアお花見イベントは終了しました。
最後になりましたが、今回のお花見イベント開催に辺り、ご協力下さった多くの他部署の皆様、本当にありがとうございました。今回のイベントを無事に終える事が出来たのも、皆様のご協力が有ったおかげです。
今後も増加していく利用者様のニーズに合わせて、形に捉われる事の無い様、柔軟に様々なサービスを検討し、利用者様に更に楽しい時間をご提供出来る様、スタッフ一同取り組んで行きます。
投稿者:デイケア班長・木村