介護老人保健施設やよい苑

バリアフリーとバリアアリー


皆さんはバリアフリーという言葉はご存じだとは思いますが、バリアアリーという言葉はどうでしょうか?

バリアフリーとは、広義の対象者としては障害者を含む高齢者等の社会生活弱者、狭義の対象者としては障害者が社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態を指します。(Wikipedia参照)

では、バリアアリーとは一体どういった意味なのでしょうか?

介護施設や高齢者施設などは、バリアフリーにしていく流れの中、バリアアリーを取り入れた施設ではあえて障害物を作り、それを乗り越える訓練を行う事で身体の機能を回復させる事を目的としているようです。

例えば、とある目的を果たす為には様々な障害物(階段や坂道等)があり、その目的の達成の為に自発的に行動し、目的を達成した時の喜びや満足感を実感し、結果的に身体機能の回復に繋げるという事です。

ですが、人それぞれ身体状態も違うので、安全面には配慮する事も大切ですし、それぞれに合わせた設備や場所の提供も必要になってきます。

その方に応じたサービスの提供を行う為にも、バリアアリーの考え方を取り入れる事も必要になってくるかもしれませんね。

投稿者:広報委員長・イニシャルD

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