介護老人保健施設やよい苑

和歌山県老人保健施設協会 職員研修会


H27年6月18日(木)~19日(金)の二日間、『紀州白浜温泉むさし』において、和歌山県老人保健施設協会主催の職員研修会が開催されました。

今回の研修会には、新人から中堅職員まで幅広い層の老健職員が約40名参加しました。

1日目は、株式会社インターリスク総研 事業リスクマネジメント部 事業継続マネジメントグループ 主任コンサルタント 齋藤顕是先生による「コミュニケーション力向上研修」が行われました。

インタビュー形式やグループディスカッションを交え、コミュニケーションをより良くする方法を学ぶ事が出来ました。
自分の伝えたい事を相手に受け止めてもらうには、自分の気持ち・考えをその場にあった適切なやり方で表現する事、また相手の自己表現も受け入れる事が大切であると、改めて感じる事ができました。

2日目は、和老健主催による研修では3度目の講師となる、Poralis メンタルケア研究所 心理カウンセラー・メンタルトレーナー 吉田忠司先生より「介護従事者のためのメンタルケア法」について学びました。

自分自身の精神面にダメージを与えない、または与えられないようにする為のメンタルトレーニングや心理テクニック、リラクゼーション方法、集中力のつけ方や感情コントロール、プラス思考の考え方など、心理テストを交え様々な角度から教えて頂きました。

全てに共通する事は、自分自身の気持ちの持ち方ひとつであり、プラス思考で考える事が大切で、何より毎日の積み重ねが重要である事を学びました。

グループワークでは、「悩みの共有・共感」について日頃から抱えている悩みを話し合い、活発な意見交換が行われました。

参加したスタッフの悩みは様々で、人間関係・職員、職種間の連携・言葉遣いやコミュニケーション不足等、誰もが少なからず悩みを抱えながら仕事をしており、その悩みを話す事で少しは気持ちが楽になり、お互いの悩みを共有・共感できたのではないでしょうか。

利用者様の心身のケアを行う私達が心身ともに元気でなければより良いケアを行う事は出来ないと、改めて今回の研修を通して学ぶ事が出来ました。

介護老人保健施設やよい苑HP

投稿者:介護老人保健施設 支援相談員 重浦

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