医療法人彌栄会

栄養だより~12月号~


師走の声を聞き、寒さを一層感じるようになりましたね。

12月31日は大晦日。

1年はあっという間で、早いですね。

大掃除・年末年始の準備・・・と、大忙しです。

1年の締めくくりに、「年越しそば」を食べて、良いお年をお迎えください。

年越しそば!!

「人生はそばのように細く長く生きるという意味で食べる」という説はよく聞きますが、他の説もあるようです。

1、そばが切れやすいことから、1年の苦労や災厄などをきれいさっぱりと切り捨てる意味で食べるという説。

2、そばは雨風にうたれても、日に当たるとすぐに立ち直る植物なので、それにあやかってという説。

3、細くて長いそばの形から、家運・寿命などが長くのびるように、願いを込めたという説。

4、金銀細工師が金箔を打つ時に、そば粉を用いると金箔の裂け目が防げ、金銀の粉を寄せ集めるときにもそば粉を使ったことから、財産が増えるように・・・という縁起をかけた説。

・・・といったように、諸説があるようですが、「年越しそば」の習慣は、縁起物のようです。

冬至!!

12月22日は冬至です。

1年のうちで日差しが最も弱く、昼間が1番短く、夜が1番長い日です。

冬至にかぼちゃを食べると、風邪や中風(ちゅうぶ、ちゅうぶう)にならないと言われています。

かぼちゃは「長生きの素」と言われるくらい、色々な栄養素をバランスよく含んでいます。

冬至にゆず風呂に入ると、1年中、風邪をひかないと言われています。

ゆずをお風呂に入れると、お湯に膜を張るので、熱を逃がしにくい効果があります。

からだが芯から温まります。

~年の瀬を迎えようとしておりますが、万全の体調で新年をお迎えください~

投稿者:管理栄養士・井内

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