介護老人保健施設やよい苑

栄養だより~12月号~


師走の声を聞き、朝・夕と冷え込む日が増え、冬らしくなってきました。

旬の食材もたくさん出回るようになりました。

ぶり・たら・ほうれん草・春菊・りんご・柿・みかん等。

旬のものは栄養価がとても高い事はもちろん、ハウスものより露地栽培の方がより栄養価が高いのです。

~高齢者には脱水症状に注意!!~

もともと体内の水分保持量が減っている高齢者。

さらに、食事による「水分の収入」が少なくなる・体調を崩しやすく下痢や嘔吐等による「水分の支出」が増えるといった脱水を招く危険因子をいくつも抱えています。

脱水のサインに気をつけましょう!!

~水の収入(食事・飲料)が減っていませんか?~

・食欲が落ちていませんか?

・まる一日、食事が摂れない時は要注意です。

~水の支出(下痢・嘔吐等)が増えていませんか?~

・下痢や嘔吐をした時は水分補給で早めの回復を心掛けましょう。

・一方、おしっこに行く回数や量が減った時も注意サインです。

~見て、触って、チェックしましょう!!~

体温…高熱はもちろん、微熱が続く時も脱水を疑いましょう。

わきの下…脱水になると乾いてきます。

つめの色…つめの先を軽く押した後、すぐ(2秒以内)に赤みが戻らない時は水分(血流)が不足しています。

脱水は夏場だけではありません。

冬場もしっかりと水分補給を心掛けましょう。

投稿者:管理栄養士・井内

最近の記事
  1. 広報誌「なぎ」10月号

  2. クリニック便り~2025年インフルエンザワクチン予防接種のお知らせ~

  3. 広報誌「なぎ」9月号

アーカイブ