介護老人保健施設やよい苑

栄養だより~8月号~

毎年、土用の丑を迎える頃には、ジメジメして暑くてたまりませんが、今年の6・7月は例年になく涼しい日が多かったですね。

しかし、これからが夏本番です。

熱中症・脱水には気を付け、まめに水分補給するように心掛けましょう。

『熱中症』

熱中症になりやすい気象条件は?

・異常に高い気温の日や、つゆ明けの蒸し暑い日、前日より急に温度が上がった日などには注意しましょう。

熱中症の危険信号は?

・皮膚が赤い、熱い、乾いている(全く汗をかかない)

・体温が高い

・触ると熱い

・頭痛

・めまい

・吐き気

・意識障害…等

お口のケア~うがい&ブラッシング~

1、うがい
入れ歯をつけている場合は、外してうがいをする、自分でできない場合は、ガーゼを使って、歯肉や粘膜部分の食べかすをふき取る。

2、歯や入れ歯のブラッシング
歯と歯肉の境目、歯の裏側や歯間部は食べかすがたまりやすい場所のため、丁寧にブラッシングを行う。

3、舌苔の除去
歯ブラシで、舌の奥から前に向けてかき出す。

食べかすがそのままの形で口の中でとどまっていたり、舌苔が発生していたりすると、食欲が低下してきます。

また、こうした口の汚れは、炎症を起こす一因にもなりかねません。

一番の対策は、うがいやブラッシングで口の中を清潔に保つことです。

そうすることで、だ液が分泌されるようになり、口の中の自浄作用が高まります。

投稿者:管理栄養士・井内

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