平成30年4月14日(土) やよい苑地域在宅総合ケアセンターにて、『第4回 地域ふれあい教室』を開催いたしました。
まずはこの教室がなぜ誕生したのかを振り返ります。
地域の皆様とのつながりを大切にし、地域の皆様同士がふれあえる場、更には地域に向けた情報発信の場として、『地域ふれあい教室』を通して、少しでも地域の支え合い活動に協力できればとの想いから、平成28年にスタートいたしました。
そして今回で第4回を迎えた、地域ふれあい教室は二部構成。
第一部は講演。
講師はもちろん、「いのちの講演家」として多方面でご活躍されている岩崎 順子先生。
第二部は、“歌で和歌山を元気に”を合言葉に歌い続ける、TONPEIさんのライブ。
やよい苑でしか実現しないスペシャルコラボレーション。
14時の開会を前に、早い方は13時前には来苑。
その後、講演とライブを楽しみされている参加者の皆様が続々と…。
会場内に用意した座席も満席となり、慌てて追加の椅子を取りに走るスタッフ。
気付けば開会5分前。
ここで、今回の地域ふれあい教室のために作成した、第1回から第3回までの『地域ふれあい教室ハイライトDVD』をご披露し、いよいよ定刻。
開会にあたり、当苑の和田施設長による挨拶に続き、公私ともご多用の中ご臨席賜りました、和歌山県議会議員で和歌山県介護老人保健施設協会顧問でもあられます、山下直也様よりご挨拶を頂戴いたしました。
そして、第一部。
岩崎順子先生の講演。
講演の冒頭、6月23日よりイオンシネマ和歌山にて公開される映画「四万十 いのちの仕舞い」の溝渕監督と藤原プロデューサーが登場。
溝渕監督と岩崎先生は今回の映画公開にあたり、全国各地でトークショーを行っており、縁あって今回の地域ふれあい教室へのサプライズ登場となりました。
その後、講演がスタート。
テーマは、「大切な人だからこそ言えない言葉ってありますよね~。」
岩崎先生のご両親とのお話を含め、【家族への愛】についてご講演いただきました。
大切な家族だからこそなかなか言えない、「ごめんなさい」「ありがとう」の一言。
大切な人にだからこそなかなかできない、「手をにぎること・声をかけること]の恥ずかしさ。
講演を聞かせていただきながら、ふと気づけば両親のことを考えている自分がいました。
いつものことではありますが、岩崎先生のお話は今の自分を見つめ直すきっかけになっているような気がします。
会場内を見渡せば、ハンカチで涙を拭う参加者の姿も多かったように思います。
こうして、岩崎先生の講演は終了しました。
続いては第二部、TONPEIさんのライブ。
ピアノ演奏で内海友里さんも駆けつけてくださいました。
今年で60歳を迎えられたTONPEIさん。
ご自身のお母様への想いを綴った、名曲『追想』からスタート。
その後は、オリジナル曲『ふるさと』を含む6曲を、心に響く歌声で披露してくださり、時間はあっという間に過ぎていき、
いよいよ最後の曲。
最後は、会場一体となり『上を向いて歩こう』の大合唱!
興奮冷めやらぬなか、『第4回 地域ふれあい教室』は幕を閉じました。
今回も多くの方にご参加いただき、皆様との【ふれあい・つながり・ご縁】を感じられたことがなにより嬉しく思います。
やよい苑では、今後も地域の皆様との【ふれあい・つながり・ご縁】を大切にし、地域の活動・取り組みに貢献できるよう精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の地域ふれあい教室に携わっていただいた皆様、ご来場くださいました皆様に熱く感謝申し上げます。
次回、第5回 地域ふれあい教室は来年4月中旬の日曜日を予定しております。
投稿者:地域ふれあい教室実行員会