介護老人保健施設やよい苑

第13回 岩出市文化祭開催!

先日のブログでもご案内させていただきましたが、
綺麗な秋の晴天のもと、11月3日(土)、4日(日)の二日に亘り岩出市総合体育館で今年も岩出市文化祭が開催され、やよい苑も出展させていただきました!

昨年は天候の兼ね合いで二日目が中止になってしまったということもあり天候も気にしていましたが、今年は天候にも恵まれ無事二日に亘り開催されました。

体育館前、屋外イベント会場、展示場はたくさんの方々でにぎわい、展示場内にはたくさんの作品が展示されていました。

展示場内を観覧していると、どれもこれも「すごい」「これどうやって、作っているんだろう。」「どうやったらご利用者とできるのか。」といろいろなことを考えるよい機会になりました。

日々この業界で関わらせていただいているうえでなかなか難しい課題です…。
「いっそ、どなたかボランティアで講師でも」とついつい甘いことを考えてしまいます。

私自身美的センスのかけらもないもので、羨ましいなと感じ、ただただ「みんな凄いなぁ。」と、そんなことを思いながらやよい苑の展示スペースまで歩いている途中、ご利用者のご家族の見事な盆栽も展示されており、思わず「おお~!」と声を上げて見ている私がいました。

その後もたくさんの作品を見ながら、会場奥へ進んでいきます。
ついにやよい苑の展示スペースに到着しました。

今年の作品は先日のブログにもありましたが、ご入所者、ご利用者(以後、ご利用者)の1年の成果を地域の皆様にも見ていただきたいと取り組んできたものでした。

しばらくその場でいると足を止め、結構な時間じっくりと作品を眺めている方がおられたり、展示していた作品を子供が触ってみたり、一般の方が作品をみて笑顔になっているご様子やお連れの方と作品を指さして話をされていたり。

そんな様子を見ているとご利用者を褒めていただいているような感覚で、私自身のことのようにうれしい気持ちに感じました。

正直、社会性という言葉をよく耳にするこの業界ではありますが、施設単位で収まっていることが多いのが現状であると思います。様々な難しい事情や状況はありますが、施設に来る、デイケアに来ることが目的ではありません。

我々の仕事はあくまで「ご自宅で生活できるためにご利用者のサポートを行う」ことです。

今回岩出市文化祭というイベントを通して、やよい苑に来てくださっているご利用者の日々の成果を地域の方に見ていただくことで社会性の機会を一つだけ提供できただけですが、こういった活動が地域で生活されているご利用者にとって大切で、より地域と関わり続ける生活が確保できるよう小さなことでもご利用者の生きがい作りのため、地域福祉貢献のため、そしてその結果、職員や施設の成長にもつながっていくよう、今後とも職員一同力を合わせて様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

この両日、たくさんの岩出市の職員の方々やその関係者の方々がご尽力し、子供から高齢者まで楽しめるイベントにしてくださりました。岩出市文化祭にご尽力いただいた関係者各位の皆々様にやよい苑を代表し改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ちなみに11月21日(水)には、やよい苑でも文化祭を開催いたします。
今回出展できなかった作品もやよい苑内大食堂に展示させていただきます。
お時間のある方は、ぜひ一度お立ち寄りいただければと思います。

介護老人保健施設やよい苑

投稿者:やよい苑 通所リハビリテーション兼企画広報委員会 黒川

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