11月29日(金)県民交流プラザ和歌山ビッグ愛にて行われました、認知症ケア研修に、3F・冨田介護士、私デイケア・田中が参加させて頂きました。
今回講師として社会福祉法人喜成会、高齢者総合ケアセンターみらい、センター長・長森秀尊氏に来て頂き、1部・認知症の人の生活を支える視点、2部・認知症の人を知る、3部・認知症の人とのかかわりを振り返る、という内容でグループワークを間に挟みながら講義下さいました。
講義の内容では、長森秀尊氏の体験談を交えながら認知症の方に対する関わり方や、医学的な専門知識、心理的な理解について、また介護者の心のコントロールについて等、学ぶことが出来ました。
更に認知症ケアについての歴史や社会的な認識の甘さについて、実際に発生した事件を事例に知ることが出来ました。
私はやり場のないこの事例の方の事を思うと、他に方法がなかったのか、また介護や認知症に対しての一般的な理解の薄さも同時に強く感じました。
(事例→温情判決Youtubeに記載)
研修を通し、認知症についての理解を深めることで、認知症の方の状態を見極め、その人の不安をいち早く察知し、正しい対応を行うことの大切さを学ぶことが出来ました。
そして利用者様がより快適に日常生活が送れますよう、今回学んだことを生かし、より良いサービスに繋げて行きたいと思います。
投稿者:デイケア・田中