平成25年3月28日(木)18時から那賀病院で開催された那賀がん在宅ケアネットワーク勉強会に当法人から岩木所長、谷所が参加しました。
この勉強会は月1回那賀病院で開催されており、那賀病院の医師や看護師、ソーシャルワーカー、那賀圏域の医師や薬剤師、訪問看護師、ケアマネージャー等多職種が参加し、毎回テーマに沿って学んだり、グループワークを行っています。
今回は施設部会が作成したDVD「~あなたならどうする?看取りに関する研修会~」を観賞。
DVDの内容は、入所者様が心筋梗塞を発症。医師から家族に病状の説明があり、家族同意の下、施設で自然に看取ることになるが…というものでした。
観賞後、何が問題だったのか?どうすればトラブルを予防できたのか?等をグループで話し合いました。
グループワークや各グループの発表を聞いて感じたのは、積極的な医療行為をせず、自然に看取ると言われても、一般の方には中々想像できないのではないかということでした。
今後の経過を噛み砕いて説明したり、面会の度に現状を伝えたりすることが大切だと思いました。
また、積極的な医療行為は行わないが、清拭やおむつ交換、体位交換等身の回りのことは行うことを伝えれば、ご家族も安心していただけるのではないでしょうか。
他の研修で聞いたのですが、これから多死の時代を迎えるといわれているそうです。
今後、自宅や介護施設で看取ることは多くなるものと考えられます。
だからこそどのように看取るのか、専門職だけではなく、みんなで考えていく必要があると思います。
投稿者:居宅介護支援事業所 所長・谷所