平成25年5月23日(木)18時から那賀病院で開催された那賀がん在宅ケアネットワーク勉強会に当法人から谷所が参加してきました。
今回のテーマは「介護器具の展示説明会」。
福祉用具の事業所の方から最新の介護器具について、実物を見ながら説明を受けました。
まずはむれる、ひえる等の弱点を克服したエアマットレス!
足元側2ヵ所にエアダクトが設置されており、寝床内の湿った空気を換気することで寝床内の「むれ」に、足元部分にあるヒーターでエアマットレス内の空気を暖めることで「ひえ」に対応。
また、4つのポジショニングセルが膨らむことで自動的に体位交換を行う機能もある等、福祉用具の事業所の方曰く、「現時点で最高のエアマットレス」とのこと。
※奥のマットレス
那賀病院の看護師、訪問看護師の方がすごく興味を持っていました。
その他、急加速時のみ自動的に減速して転倒を防止する歩行器や、
※手前の歩行器
マグネシウム合金を使用した超軽量の4点杖と4点歩行器、7~8kgの現時点で最軽量の車椅子等色々な最新の福祉用具に触れることができました。
今まで福祉用具のレンタル等を依頼する時は、利用者様の状態や福祉用具の品目を伝え、福祉用具の選定は事業所の方に任せていましたが、福祉用具に関する知識があれば、より細やかな支援ができると思います。
少子高齢化の進行や核家族化等により家庭の介護力は低下しており、一人暮らしや高齢者のみの世帯、老老介護、認認介護が多くなってきています。
福祉用具を上手く活用することができれば、家庭の介護力を飛躍的に向上することができるのではないでしょうか。
投稿者:居宅介護支援事業所 所長・谷所