
つい先日のデイケアでの昼食時のお話になります。
ある利用者様が食事をあまり食べておらず、スタッフが声を掛けてもあまり食べようとしませんでした。
すると、近くに座られていた別の利用者様が「ちゃんとご飯食べな、また病院行って点滴しなアカンくなるで。」と声を掛けたところ、納得されたのか頑張って食べられるようになりました。
この何気ない光景ですが、私自身、とても心を打たれました。
スタッフにしろ声を掛けた利用者様にしろ、その利用者様の事を思っての行動には違いありません。
このブログをご覧下さっている皆様にもお考えいただければと思うのですが、私達スタッフと声を掛けた利用者様との違いは何だったのでしょう。
私にはまだ分かりませんが、スタッフの声掛けよりも利用者様の声掛けの方が効果的だったことは確かです。
人と人とが関わる仕事なので、私達スタッフは支える側の人として利用者様にとってより良い施設サービス、在宅サービスの提供をしていかなくてはなりません。
その為には、利用者様を支えながらも今回のように私達スタッフが支えられるような関係性も大切だなと感じました。
その事を気付かせてくださった利用者様に感謝するとともに、初心を忘れず日々勉強という事を胸に刻み、業務に携わりたいと思います。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。
投稿者:広報委員長・イニシャルD