医療法人彌栄会

東日本大震災被災施設視察3


東日本大震災における被災施設の視察2日目は、宮城県松島、南三陸町、気仙沼市、岩手県大船渡市、陸前高田市の順に移動し車中も含めた視察を行いました。

午後からは今回の震災で被災された陸前高田市の松原苑さんの方に訪問をさせていただき、木川田理事長、村上事務長、入澤看護師長からお話を伺いました。

陸前高田市においては元々から宮城県沖等での地震の発生確率が99%と非常に高かったようです。

また、同地域においては平均で70年に一度、大地震による大津波が発生していることもあり、減災意識は非常に高く幼少の頃より「恐ろしいはなし」として語り継がれていたそうです。

施設での対応や、対策については後日にて申し送りを行いますが、この日の施設訪問では官民一体となった災害対策が絶対的に必要で、過去からのデータは決して無駄にしないと言うことを学びました。

また、木川田理事長の言葉にあった、生命の尊厳を守るために、災害時には自助努力に努めるという言葉がとても印象深く、真剣に災害に取り組んでおられることもよくわかりました。

本日は最終日で今回の視察は終わります。

こちらに来て、人は自然の前では無力ですが、復興に向けての決意は何よりも強く力強さを感じました。

今回、貴重な視察に参加させていただきありがとうございました。

投稿者:支援相談部・林

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