享保7年(1722)年12月4日、徳川吉宗は江戸小石川の薬草園に小石川養生所を設けました。
日本最初の病床を併設する診療所、つまり有床診療所が誕生した日です。
そこで有床診療所連絡協議会は、12月4日を「有床診療所の日」として定めました。
有床診療所は、昭和23(年1948年)に施行された医療法第1条により設置されたもので、「19人以下の患者を入院させるための施設を有するもの」として制定され、日本独自の医療単位として地域医療の中核を担ってきました。
地域に密着した身近な入院施設として、急性期はもとより慢性期そして終末期医療までを、外来、入院、在宅と同じ医師が責任を持って診療を行なうという特徴をもち、また、高齢者の療養や介護の受け入れから、外科系の手術や分娩までも行っています。
現在でも、わが国の総分娩数の47%は有床診療所が担っています。
ということで有床診療所は、まさに地域医療を支え続ける「安心と信頼」のかかりつけ医院として日々の外来と入院の診療を行っており、当法人の医療部門である「やよいメディカルクリニック」も整形外科と内科(糖尿病内科)を中心として日々診療に取り組んでいます。
投稿者:事務長 黒山達也