岩手県・宮城県・福島県を襲った東北地方太平洋沖地震から今日で1年が経過いたしました。
壊滅的な被害をもたらした震災ではありますが、少しずつ復興に向かっているそうです。
その震災より1年が経過し皆様の職場やご家庭においても、災害に対する備えや意識の充実がなされている事と思います。
この1年間、当法人でも義援金の送付、和歌山県老人保健施設協会 指導員部会を通じての被災地の視察及び視察での伝達研修、防災マニュアルの見直し、避難訓練等に取り組んで参りました。
当施設の介護老人保健施設やよい苑には84名の利用者様が生活をされており、災害発生時には迅速な誘導や、誘導時・誘導後の利用者様の安全保持の為の物資の備蓄を行っています。
ここ和歌山県では東海・東南海・南海地震が同時発生した場合、甚大な被害をもたらす事は皆様も想定できるのではないでしょうか。
東海・東南海・南海地震はいつ起こってもおかしくない状態なので、地震が発生して困らない為にも、日頃からの備えというものがとても重要になってきます。
また、地震というものはいつ起こるかハッキリとした事がわからない上に、地震による家屋倒壊、津波、火事、電気・ガス・水道の供給停止、道路の寸断、土砂崩れ等の二次災害による被害を受ける可能性もあります。
東日本大震災での教訓を活かし、これから起こるであろう地震に備えて、被害を最小限に抑えるためにも出来る備えを今からでもしておいてはいかがでしょうか。
最後になりましたが、東日本大震災に遭われた地域の皆様方の一日でも早い復興を願っております。
投稿者:広報委員長・イニシャルD