やよいメディカルクリニック

クリニック便り~講演会の報告~


先日のブログでもお伝えしたとおり、平成24年6月24日(日)当院の坂頭節哉院長の母校である和歌山県立医科大学にて、和歌山県糖尿病協会主催の平成24年度総会ならびに特別講演会が開催されましたので、その様子をレポートさせていただきます。

当日はあいにくの空模様でしたが日曜の早朝から大勢の参加者が来場され、第1部の総会では協会理事で公立那賀病院院長の近藤溪先生の司会のもと活発な討議がなされていました。

引き続いて第2部の特別講演では我がクリニックの院長である坂頭節哉先生が「みんなで支える糖尿病治療」と題して講演をされました。

座長には和歌山県立医科大学の前学長で現和歌山労災病院院長の南條輝志男先生が務められ、豪華な顔触れで講演はスタートしました。

本会は参加される患者様もベテランと言っても過言ではない方々も多く、ありきたりな糖尿病の治療ではなくその治療を支える側の人達(家族等)のサポートについて焦点をあてた内容でお話をされていました。

印象に残ったのは、糖尿病の治療を長く続けていくためのコツとして3つのキーワードを提示されたことです。

・まずは糖尿病のことをよく知ること

・療養指導をきちんと受けること

・治療効果を実感すること

諸外国のデータ等も用い、治療が上手くいった例を分析していくと来院頻度であったり通院期間であったり様々な要因が理由として考えられ、上記3つを確実に実践することが大切であると説明されてました。

糖尿病の治療は長きに渡り、自己管理が必要とされます。

そんな時に、非常に大事になるのが周囲のサポートであることは言うまでもありませんが、今回の講演では夫婦・家族で参加されている方々も多く、あらためてその役割の大切さに気付かれたのではないでしょうか。

ときには冗談も交えながらの約1時間の講演はあっという間に終了し、低カロリー弁当の試食会を経て閉会となりました。

とても内容の充実した講演会でした。

(余談ですが、講演途中に当法人のイメージキャラクターの「やよいちゃん」の紹介コーナーで、数人の参加者が既にご存じとのことで嬉しい喜びもありました(笑))

投稿者:クリニック広報

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