介護老人保健施設やよい苑

新人職員研修会


平成24年7月17日(火)、和歌山ビッグ愛にて和歌山県老人保健施設協会 平成24年度 新人職員研修会が開催されました。

研修会には各施設より約50名の新人スタッフの参加がありました。

研修会の開催にあたり、和歌山県老人保健施設協会理事でもある、当法人の和田本部長より開会の挨拶があり、その後、早速講義へと移りました。

午前の講義は、株式会社アクティブマドリード 統括責任者でキャリアコンサルタントの石川礼子先生を講師に迎え、『接遇の在り方』と題して、ビジネスマナーについての講義を行って頂きました。

接遇とは?ビジネスマナーとは?

利用者様やそのご家族様と関わっていく中で、スタッフの対応が施設の印象になると言っても過言ではないという事を基本に、石川先生が解りやすく具体的な例を用いて説明して下さいました。

マナーとは、相手の立場に立って考える事がとても重要で、マナーについて改めて考えさせられる講義だったように感じました。

午後からは、関西福祉科学大学 社会福祉学部 准教授 臨床教育学 博士 都村尚子先生を講師に迎え、『高齢者虐待と認知症の問題』についての講義を行って頂きました。

その中でも特にバリデーション療法について説明してくださり、参加スタッフにとって視野を広げる事ができる講義だったように思います。

※バリデーション療法…認知症の方が騒いだり、徘徊したりすることにも意味があるとして捉え、なぜ騒ぐのか、なぜ徘徊するのかという事をその方の歩んできた人生に照らして考えたり、共に行動したりするというもので、共感して接することに重点を置いた療法

石川先生や都村先生の講義の中で共通していた事は、相手の立場に立って物事を考え、気付きを大切にし行動して欲しい!という事でした。

その為にも、日頃から物事を考えて行動し、分からない事や疑問などがあれば相談や確認をしっかりと行う事がとても重要になってくるのではないでしょうか。

今回の新人職員研修会にやよい苑より参加したスタッフの感想は次の通りです。

リハビリ・張間助手
「勉強する事が多く、実践できるようにしていきたいです!」

事務所・大嶋事務員
「自分が思っていた事と違う事がたくさんあり、学ぶことが多く、元気よくあいさつから始めて行きたいと思います!」

施設・三戸介護士
「他施設の方と交流が出来た事が良かったです。今回学んだ事を明日から実践していきます!」

栄養管理部・大谷管理栄養士
「認知症の方と関わる事がないので、認知症の方に関しての視野が広がり、勉強になりました!」

との事でした。

今回、貴重な研修会に参加させて頂き、ありがとうございました。

投稿者:支援相談員・土井友幹

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