今年は例年以上に、焼きつくような暑さの夏です。
まだまだ残暑は続きます。
日中の暑さに負けないように食事はしっかりと摂りましょう。
おいしいごはんを炊くには…?
~加熱前のポイント~
【手早くリズミカルに洗う(とぐ)】
米を洗う時は「手早さ」がポイント!!
米を洗うのは表面のぬかを取り除くのが目的。
ゆっくり洗っていると、せっかくのごはんがぬか臭くなってしまいます。
【吸水をしっかりとする】
最低でも30分以上は水に浸し、米の中心部分まで吸水させると、芯のないふっくらとしたおいしいごはんに仕上がります。
冬場は水温が低いので、60分以上浸すと良いです。
~加熱ポイント~
【10~15分ほど蒸らす】
炊き上がったら、ふたは開けずに10~15分ほど蒸らします。
米粒の中にも、ある程度、水分は浸透していますが、表面の方が内部よりも水分は多くなっています。
水分の分布を均一にする為、蒸らしは大切です。
【ほぐして余分な水分を逃がす】
蒸らしが終わったら、できるだけ早くごはんをほぐしましょう。
ごはん粒をつぶさないように、釜の底の方から大きく掘りおこすうようにふんわり混ぜます。
混ぜることで釜の部位(場所)によるごはんのばらつきがなくなり、しかも余分な水蒸気が逃げるので、ふっくらおいしいごはんになります。
稲穂もまだまだ青いですが、少し垂れ始めました。
トンボもよく見かけるようになりました。
穂の実りが終わる頃には、もみは黄金色になり葉や茎も黄色になって収穫期を迎えます。
そして、食べるお米も新米に変わっていきます。
この時期にしか味わえない新米が、待ち遠しいですね。
投稿者:管理栄養士・井内