介護老人保健施設やよい苑

栄養だより~9月号~


今年は例年以上に、焼きつくような暑さの夏です。

まだまだ残暑は続きます。

日中の暑さに負けないように食事はしっかりと摂りましょう。

おいしいごはんを炊くには…?

~加熱前のポイント~

【手早くリズミカルに洗う(とぐ)】

米を洗う時は「手早さ」がポイント!!

米を洗うのは表面のぬかを取り除くのが目的。

ゆっくり洗っていると、せっかくのごはんがぬか臭くなってしまいます。 

【吸水をしっかりとする】

最低でも30分以上は水に浸し、米の中心部分まで吸水させると、芯のないふっくらとしたおいしいごはんに仕上がります。

冬場は水温が低いので、60分以上浸すと良いです。

~加熱ポイント~

【10~15分ほど蒸らす】

炊き上がったら、ふたは開けずに10~15分ほど蒸らします。

米粒の中にも、ある程度、水分は浸透していますが、表面の方が内部よりも水分は多くなっています。

水分の分布を均一にする為、蒸らしは大切です。

【ほぐして余分な水分を逃がす】

蒸らしが終わったら、できるだけ早くごはんをほぐしましょう。

ごはん粒をつぶさないように、釜の底の方から大きく掘りおこすうようにふんわり混ぜます。

混ぜることで釜の部位(場所)によるごはんのばらつきがなくなり、しかも余分な水蒸気が逃げるので、ふっくらおいしいごはんになります。

稲穂もまだまだ青いですが、少し垂れ始めました。

トンボもよく見かけるようになりました。

穂の実りが終わる頃には、もみは黄金色になり葉や茎も黄色になって収穫期を迎えます。

そして、食べるお米も新米に変わっていきます。

この時期にしか味わえない新米が、待ち遠しいですね。

投稿者:管理栄養士・井内

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