糖尿病は長期にわたる療養をいかにうまく継続するかが重要な疾患ですが、何事も一人で悩んでいてはうまく解決できないのが世の常です。
そんな中、患者様の療養を支援する日本糖尿病療養指導士(CDEJ)という資格認定をされた看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師などが現在活躍しています。
しかし、増え続ける患者様のすぐそばで、療養をお手伝いできるスタッフはまだまだ不足しています。
そこで本年度より、療養指導スタッフの更なる充実を図るべく、専門的な糖尿病の医療知識を持った和歌山地域糖尿病療養指導士(WLCDE)という資格が認定されました。
当法人では糖尿病専門の診療施設として、やよいメディカルクリニックがありますが、併設の介護老人保険施設やよい苑、デイケアセンターの利用者様や、訪問看護・訪問介護を利用される方にも多くの糖尿病患者様がおられます。
こういった方々にも、日常生活の中で質の高い療養指導を提供するため、各部署のスタッフ14名がWLCDEの資格を受験し、全員が合格いたしました。
職種は看護師・准看護師、管理栄養士、理学療法士、介護福祉士とさまざまですので、それぞれの領域で患者様に寄りそった療養のお手伝いができるようになることと思います。
最後になりましたが、今回WLCDEに認定された彌栄会スタッフのみなさん、受験お疲れ様でした。
投稿者:やよいメディカルクリニック 院長 坂頭節哉