介護老人保健施設やよい苑

栄養だより~5月号~


新緑が野山に萌える季節となりました。

すがすがしい風も吹き、こいのぼりの鯉も元気に泳いでいます。

暖かくなり旬のものがたくさん出回っています。

筍・わらび・ふき・えんどう豆・そら豆・新玉ねぎ・新キャベツ等・・・そして、新茶の季節です。

香りが良く、甘みがありおいしいですね!

お茶:お茶葉は基本的に年間4回摘み取られます。

1番茶(新茶)・・・4月末~5月中旬までに摘み取られるお茶

2番茶・・・6月中旬~7月初旬までに摘み取られるお茶

3番茶・・・7月下旬~8月初旬までに摘み取られるお茶

4番茶・・・9月下旬~10月初旬までに摘み取られるお茶

新茶は冬の間中、養分をしっかりと貯えて、それを春の芽生えとともに成長していくので、おいしいのです。

春になってお茶の新芽が伸びてくる時、最初に出る葉はみずみずしい若葉なので、それだけおいしいお茶になるのです。

・まめ知識 お茶でうがいをすると良い?!

驚かれるかもしれませんが、お茶には除菌作用があります。

お茶の効能

お茶に含まれるカテキンという成分が、口の中の菌を減らしてくれます。

また、サポニンという成分が歯の間にある食べカスを取り除きます。

食事の度に飲むお茶は、おいしいだけでなく同時に口腔ケアの手伝いもしているのです。

・まめ知識 端句の節句には「柏餅」!!?

何故、端句の節句に「柏餅」を食べる習慣があるのでしょうか?

・・・それは餅を包んでいる゛葉゛に理由があります。

柏の葉は「芽が出てこない限り古い葉は落ちない」ことから、家系が絶えない縁起の良い植物として、男児の節句に使われるようになったそうです。

投稿者:栄養管理課 課長・井内

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