平成25年5月22日(水)那賀消防組合防災センターにて行われました防災体験学習に参加してきました。
初めに東日本大震災での津波に関する「犠牲者ゼロを目指して」というスライドを見ました。
スライドを通し改めて、全てをのみ込んでしまう津波の恐ろしさに驚きました。
地震は何時起こるか分かりませんが「訓練次第では犠牲者をゼロに」「自分の身は自分で守る」ということに気付かされました。
地震の揺れを再現する地震発生装置で地震の怖さを体験しました。
地震発生時にしゃがむのは何故か?
1.屋根が落ちてきた時に腰の高さぐらいの空間が出来るのでなるべく低い体勢をとる。
2.自身の頭を守るため。
揺れが始まると立っているのが難しくなり、机の下に避難しましたが思う様に避難出来ず頭や首をぶつけてしまい痛かったです。
また、実際は40秒程の揺れでしたが非常に長く揺れている様に感じました。
人体に無害な煙が充満した迷路を抜ける体験をしました。
迷路は煙で前が全く見えず、軽いパニック状態で進んで行くと途中にある扉を引くのか押すのか解らなくなる場面もありました。
通報訓練では119番通報し火事か救急か伝え救急車と消防車を呼ぶ訓練を行いました。
指令課の消防職員の指示に従うだけでしたが慣れない電話対応で、職場の電話番号を思い出せなかったり、消防職員の「住所は何処ですか?」の問に「2F詰所です!」と答えてしまうこともありました。
緊張時には冷静な対応も難しいと思いました。
水消火器を使用し消火訓練を行いました。
普段、消火器を使用することなどないので安全ピンの抜き方など戸惑う職員もいました。
地震や津波、火災などの万が一に備えどの様に行動すべきか訓練や準備などの必要性を改めて考える体験学習になりました。
投稿者:災害対策委員会・川嶋