介護老人保健施設やよい苑

平成25年度福祉・介護の就職フェアいわで


平成25年8月22日(木)岩出市総合保健福祉センターにおいて、平成25年度 福祉・介護の就職フェアが開催され、黒田師長・長谷川が参加しました。

このフェアは福祉現場への就職希望者を対象に、福祉または介護の仕事に関する理解の普及と就業促進の為、福祉関係の施設・事業所と求職者の面談の場を提供し、福祉人材確保を図る事を目的に和歌山県主催にて開催されています。

会場にはやよい苑を含め21事業所がブースを出展しており、どの事業所も写真やパンフレット等に趣向を凝らし、求職者を今や遅しと待っている状態でした。

しかし、会場を見渡せば、求職者の数は20名にも満たない状態。

数は少ないが一人でも多くの方にやよい苑に興味を持ってもらいたいと、我々は先日行われた彌栄祭の写真を掲示するとともに、彌栄会スタッフが働く姿をまとめたDVDを上映。
更にはぎこちない満面の笑顔(黒田師長は普段通りの素敵な笑顔で)でスタンバイ完了!

そして、いよいよ個別面談が開始。

参加者が少ない為なかなかブースに人が来ない…。
気付けば30分も経過している。

『自分の笑顔が逆効果なのか』と落ち込み掛けた、その時!

一人の30代前半の女性がブースに。
そして、こう言った。

『祖父が元気な頃、やよい苑さんのデイケアを利用させて頂いていたんです。

祖父は脳梗塞を発症し、車椅子生活になり、気分も沈んでいたので、デイケアを利用する事になったのですが、リハビリをしてもらったおかげで杖を使えば歩けるようにもなったし、何よりもデイケアに行くのが楽しみで、毎日明るく過ごしていたのが印象に残っています。

今日はやよい苑さんが来られていると知ったので、祖父が喜んで通っていたやよい苑さんのお話を是非聞いてみたかった。
祖父は○○といいます。その節は大変お世話になりました。』

と言ってくださった。

お名前を聞き、すぐにご利用者の顔や思い出が頭の中を駆け巡りました。

そのご利用者は私がデイケアの現場で班長をしていた頃(介護保険導入前)に、週3回ご利用頂いていた方で、当時の思い出話に華が咲きました。

当時は自分自身も若く世間知らずで、ただがむしゃらに頑張ってきた事しか覚えておらず、今思えば班長らしい事は何一つ出来ていなかった事を恥ずかしく思います。

しかし、今回このような形で声を掛けて頂き、デイスタッフとともに取り組んできた事に自信を持てた事はもちろん、これからも一人でも多くの方に楽しんで頂けるよう、また思い出に残るようなサービスを提供していかなければならないという事を強く感じた瞬間でした。

今回の素敵な出会いに感謝しております。

(補足)
やよい苑では一緒に働いてくれる仲間を募集しております。
介護職員については資格の有無は問いません。
とにかくやる気のある方を募集しております。
詳しくはやよい苑までご連絡下さい。

〈募集スタッフ〉
・介護職員
・看護師
・介護支援専門員

投稿者:居宅介護課 課長 長谷川

最近の記事
  1. 広報誌「なぎ」10月号

  2. クリニック便り~2025年インフルエンザワクチン予防接種のお知らせ~

  3. 広報誌「なぎ」9月号

アーカイブ