昨日のブログでもご紹介がありましたが、平成25年12月6日に第14回近畿ブロック介護老人保健施設大会in和歌山が開催され、「当苑における胃瘻造設者に対する摂食嚥下訓練の経過」を発表させて頂きました。
胃瘻造設されても、その後、お食事を食べる事ができ胃瘻を取ることができる方もおられますが、口からお食事が食べる事ができないだけではなく、自身の唾液が上手く飲み込めなかったり、痰を体外へ出すことが難しい事がきっかけで誤嚥性肺炎を起こされる方も大勢おられます。
今回は口からお食事をとることが困難な方にも、継続的なケアやリハビリを行う事の重要性を再認識した事を発表しました。
食べる事が困難になる理由は、ただ単に飲み込みの力が弱いだけではなく、認知面、精神面、身体面、全身状態等、様々な影響が絡み合って起こる事が多いです。
その為、リハビリだけではなく、日々のケアや生活をどう送るかも重要になり、他職種が共同して取り組むことが大切だと改めて感じました。
今後もこの発表を通して学んだ事や気づいた事を活かしていきたいと思います。
最後になりましたが、発表にあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
投稿者:機能訓練課 言語聴覚士・木村