平成26年2月19日(水)17時半より、当苑地域在宅総合ケアセンターにて、当法人車両安全管理委員会による定例の「緊急時対応講習会」を行いました。
今回の講習会には、通所リハビリテーションスタッフ、訪問介護スタッフ、訪問看護スタッフと、業務終了後の忙しい時間帯にも関わらず、20名近くの送迎や訪問など運転業務に携わる職員が集まって下さいました。
車両安全管理委員会では、定期的に「緊急時対応講習会」を開催し、これまでにも、タイヤ交換実技講習や、バッテリー上がりの対応、ブースターケーブル実技講習、事故対応勉強会などを行い、職員のスキルアップに努めておりますが、今回は時期的な面も踏まえ「タイヤチェーン装着実技講習」を行いました。
当法人送迎車両には、ご利用者の安全をお守りする為、突然の大雪などにおける緊急時の雪路走行に備え、タイヤチェーンが常備されています。このタイヤチェーンは、女性スタッフも多く運転業務に関わるという当法人の特色も理解され、重くて付けにくい一般的な金属製では無く、ネットタイプの非金属製チェーンが採用されていますが、今の所、緊急を要する雪路送迎の機会も殆ど無く、チェーンを使用した事が無い職員が大半を占めて居るのが現状です。
ご利用者様の安全に於いては、危険性の高い雪路の送迎になる為、チェーンを使用する事が無い方が良いのですが、いざと言う時に備えて、職員が安全に、そして円滑にタイヤチェーンを装着出来るスキルの必要性を考え、今回の講習に至りました。
集まった職員の中にも、まだまだ先日の大雪の記憶が新しく、皆、真剣な面持ちで講習に参加している姿が印象的でした。
特に参加して下さった女性スタッフの皆さんは、率先して何度も着脱を行い、通常なら男性でも大変な力の要る作業を、フッカーと呼ばれるチェーン取り付け器具を巧みに使用し、悪戦苦闘しながらも熱心に取り組まれていました。
緊急時には、ご利用者やスタッフの安全を確保する為にも、こうした講習会は当法人のスタッフにとって必要なスキルです。そういった意味でも、とても有意義な講習会を行う事が出来ました。
最後になりましたが、業務終了後のお忙しい時間帯に集まって下さったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
投稿者:車両安全管理委員会 委員長・木村