和歌山産のたべものは、フルーツを筆頭に質の良い農産物、川からは鮎、海では鯛やタチウオ・カツオ・まぐろなど多種多様な魚たちが水揚げされ、食卓を彩っています。
その中で、今から旬を迎える、和歌山を代表するフルーツを紹介します。
桃
ほど良く冷やした桃は、ひんやり美味しい夏のごちそう。
和歌山県での桃の栽培は、200年もの歴史があります。
砂れきを含んだ水はけのよい地質と温暖な気候が桃栽培に適しており、紀の川市桃山町で生産される「あら川の桃」は和歌山を代表するブランド品として有名です。
うだるような夏の日、桃は、発汗で失われた水分やエネルギーを補給できる格好の果物です。
夏の暑い季節には、果糖とナイアシン(ビタミン)による相乗効果で夏バテした体に手軽に素早く水分とエネルギーを補給し、効率的に疲労回復が図れる理想的なフルーツです。
桃に含まれる食物繊維であるペクチンは、水に溶けて、腸の中の老廃物やコレステロールなどを巻き込みながらゆっくり胃や腸を移動するので、腸内環境を整える効果と消化吸収を穏やかにする二つの効果があります。
いちじく
和歌山県のいちじくの生産量は全国でトップクラス!!
主に紀の川市を中心とした紀北地域で栽培されています。
桃と同じく食物繊維が豊富に含まれていて、お腹の中を掃除してくれます。
カルシウムやカリウムも豊富です。
カリウムには、血圧を下げる作用があります。
◎和歌山を代表するたべものは、その他にもたくさんあります。
梅・柿・キウイ・みかん・タチウオ・クエ等、旬のものは栄養価も高く、たいへん美味しいです。
クイズ―挑戦してみてください。答えは下にあります―
1.桃は何科に分類されているでしょうか?
aバラ科
bもも科
cウリ科
2.いちじくは何科に分類されているでしょうか?
aカキノキ科
bクワ科
cウリ科
(和歌山県産食材機能性ガイド参照)
クイズの答え
1.a
2.b
投稿者:やよい苑管理栄養士・井内