平成26年7月4日(金)、和歌山県老人保健施設協会 平成26年度 新人職員研修会がアバローム紀の国で開催されました。
当法人からは、協会理事でもある和田本部長、研修会の運営として林事務長・長谷川施設統括課長、受講生として施設介護士 木村・デイケア介護士 白井・リハビリ助手 大久保が出席致しました。
研修会の開催にあたり、協会を代表して和田本部長が開会の挨拶を行い、研修会はスタートしました。
今回の研修会は、「おもてなしの心を学ぶ」~礼儀作法を実践する~と題し、ステップワン キャリアスクール統括本部 統括責任者、キャリアコンサルタントの石川 礼子先生よりご講義頂きました。
自己紹介の重要性や笑顔の作り方、清々しい立ち居振る舞い、または食事等の一般的なマナー等について、グループワークや実践を交えての講義で、楽しく学ぶ事ができました。
「おもてなし」
昨年話題になった言葉ではありますが、「おもてなし」とは何か。
また、「サービス」と「おもてなし」との違いは?等、とても興味深い内容でした。
「サービス」とは、いつでも、どこでも、誰にでも全ての人を対象とし、対価が発生するもであり、「おもてなし」とは、この時、この場所、この人だけに、対価を求めえない自発的な行為または思いやる心である、という事を学ばせて頂き、それぞれの業務において、目配り・気配り・心配りがいかに重要であるかという事を再認識できました。
また、石川先生は「たのしい」という言葉を、『楽しい』ではなく『愉しい』と表現されました。
そして、石川先生はこうおっしゃいました、
「よく『仕事は楽しくしましょう』という言葉を聞きます。
でも、決して仕事は“楽”なものではないし、楽な仕事もない。でも“愉快”に仕事することはできる。」
心に残る一言でした。
仕事を“愉快”にするのも、そうしないのも自分の気持ち一つ。
常にこの言葉を意識し、愉しく仕事をしようと強く感じました。
講義の最後には、介護職員としての今後の目標や夢について発表し、今回の研修会は終了しました。
今回の研修会で、介護職員として、社会人として、そして人として忘れてはならない大切な事を改めて学ばせて頂きました。
今後は「おもてなしの心」を忘れず、「愉しく」仕事をしたいと思います。
投稿者:参加スタッフ一同