医療法人彌栄会

平成26年度岩出市地域防災訓練


※プライバシー保護の為、画像の一部を加工しています。

平成26年9月7日(日)岩出市地域防災訓練に参加いたしました。

この訓練は、岩出市内における東南海・南海地震等大規模な地震に対処するため、関係機関の応援を受けて緊密な連携のもと、救出救護、応急搬送などの協力体制を構築し、迅速かつ的確な有事即応体制の強化を図るとともに、住民の防災意識の向上に資することを目的にされています。

訓練は午前8時30分、震度6弱の地震発生を想定した防災行政無線のサイレンを合図に各地区最寄りの小学校や所定の公民館に避難する形式で実施されました。
まず、避難場所における所在を明確にするため、安否情報の提供に有効となる避難者名簿の作成から始まりました。

その後、実践的な訓練である消火器を使用した初期消火、浸水を防ぐために土嚢に土を入れ、所定の場所に設置していく水防訓練、倒壊家屋想定の救出救護訓練など消防署員や消防団員の方々の指導により実施されました。

年に1回の訓練及び、日頃取り扱いが少ない器具等を使用するため、指導通りにいかない場面もありましたが、消防署員や消防団員の方々のフォローから、真剣ななかでも和やかな雰囲気に訓練を行うことが出来ました。

また、毎年行われているレスキューセットの展示説明のほか、今年は小学校高学年児童による避難所内の間仕切り設営の訓練なども行われました。

2時間程度の訓練ではありましたが、必要と感じたことは、備蓄物また貴重品などを素早く持ち出せるように上手にまとめて置いておけるかということと、命を守る行動を迷いなくできるよう、日頃の話し合いや繰り返しの訓練が必要ということでした。

東南海、南海地震など近い将来に発生すると言われている大規模災害に向け、個人、事業所ともにまず何をすべきかを再確認していくことが重要であることを実感した訓練でした。

医療法人彌栄会HP

投稿者:災害対策委員会

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