平成26年11月6日(木) 和歌山ビッグ愛において、和歌山県老人保健施設協会主催 中堅職員研修会が開催されました。
poralisメンタルケア研究所 心理カウンセラー・メンタルトレーナーの吉田忠司先生を講師に迎え、「介護従事者の為のメンタル法」と題し、ご講演を頂きました。
午前中はメンタルトレーニング、心理テスト、リラクゼーション方法について学びました。
リラクゼーション方法には、腹式呼吸やセルフマッサージ、カラー反応、音楽療法等様々ありますが、全ては自分自身が業務に入る前に精神を切り替える為の心のウォーミングアップでもあり、メンタルトレーニングについても、毎日の積み重ねが重要である事を学びました。
午後からは集中力のつけ方や感情コントロールと解消法について学びましたが、全てに共通する事は自分の気持ち一つで変わる事を改めて学ぶ事ができました。
グループワークでは「悩みの共有、共感」について、他施設または他業種の方々と日頃抱えている悩みを話し合いました。
人員不足・人間関係・職種間の連携等、誰もが少なからず悩みを抱えており、その悩みを話し合う事で、解決は出来ませんでしたが、お互いの意見を共有または共感できた事は自分にとってプラスとなりました。
現代社会において、日常生活の中で様々なストレスやプレッシャーが知らず知らずの間に、我が身に降りかかっています。
介護の仕事でも同じ事が言え、日々の業務の中、誰もがストレスやプレッシャーを抱えています。
今回の研修を通じて、介護の仕事に必要な事は、知識・技術・体力だけでなく、自分自身の心(メンタル)のケアも大変重要であり、利用者様の心身のケアを行う私達スタッフが、まず心身ともに元気でなければより良いケアを行う事はできないと改めて感じました。
今回学んだ事を実践し、今後に活かしたいと思います。
投稿者:やよい苑 支援相談員・重浦