平成27年1月14日(水) 午後1時より岩出市総合福祉センターにおいて、平成27年岩出市母子寡婦福祉連合会における講演会が約40名の方々の参加により開催されました。
この講演会は岩出市母子寡婦福祉連合会における地域別研修事業に位置付けられており、健康で生活をしていくためにという広義のテーマの下、同会の主催により年1回開催されています。
これまでは地域医師が主に講演講師を務められたなか、本年は多分野において活躍されている方にお願い出来ればと、岩出市母子寡婦福祉連合会岩城会長より、やよい苑施設長そして、彌栄会アーチェリー部監督でもある当法人和田本部長に講師の依頼がありました。
この講演会にはやよいメディカルクリニックより黒山事務長、彌栄会アーチェリー部より大嶋選手、やよい苑より私、林が同行しました。
講演会は岩城会長による開会の挨拶後、講師の和田本部長及び、同行スタッフを紹介いただき始まりました。
和田本部長は、自身の印象などについて冗談を交えながら自己紹介し、彌栄会が展開している医療、介護、スポーツ振興事業等の内容、またこれらの分野において、役員として現在取り組んでいる活動について和やかに話し、会場からは笑い声があがりました。
また、2015紀の国わかやま国体のアーチェリー競技は、今年の9月26日(土)より日高川町で開催されます。ロンドンオリンピック銀メダリストの古川選手そして、今回の講演会に同行した当法人の大嶋選手を中心にチーム作りをし、総合優勝したいと話しました。
次に、せっかくの機会なので、皆様に自身のことをもっと知っていただければと、ご自身の生い立ちやその頃に影響をうけたもの、実は子供の頃は医師になりたいと思ったこと、また転機となった出来事やアーチェリー競技を行うようになったきっかけ、学生や社会人になって人との出会いからこれまで培われたこと、私達スタッフとのエピソードについても話しました。
そして、老若男女国内外問わず多くの人とコミュニケーションがとれるアイテムとして、トランプマジックを参加された方々に披露しました。
会場からは、「あれぇ」また「どないなってんのよ?」などの声があがり、楽しく時間が過ぎていきました。
終盤は、当法人の理念である「人と人との支え合い」、「愛情ある人材(財)の育成」と重ね併せながら、「ありがたいと言う気持ちを素直に相手に伝えること。両親や家族への感謝の気持ちが、家族円満で自分も周りも健康で生活をしていくために必要だとおもいます。」と話しました。
参加者の方々は、何度も大きく頷き熱心に聞き入られ、大きな拍手のなか講演は終了しました。
講演後、岩城会長よりアーチェリー競技について大嶋選手に質問等の依頼があったため、急遽、監督である和田本部長のナビゲートの下、アーチェリーコーナーが始まり、体験やデモンストレーションを行いました。
弓を引く体験をされた方は「固いなぁ」と言いながら一生懸命に弓を引かれていました。
その後、大嶋選手が弓を引くデモンストレーションを行いましたが、腕を一杯に伸ばし弓を引くフォ-ムに会場からは、間近で目にされたことがないということもあり、どよめきが起こりました。
また、大嶋選手への質問については、「やっぱり辛い時もあるんかい?」、「最初から和田さんの事は知ってたん?」はたまた「お家はどこよぅ?」など優しく孫さんに話されるように質問され、「応援してるんで頑張りなぁよ」と明るく声をかけてくれ、大嶋選手も笑顔いっぱいに応えていました。
アーチェリーコーナーの終了後、岩城会長の閉会挨拶をもって講演会は終了となりました。
今回、講演を拝聴させていただきそのなかで感じたことは、和田本部長がこれまでの人生のなか、周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、これまで務められてこられたからこそ出来る講演の内容であるということと、その気持ちがあるからこそ多方面において多くの方々と親交を図れるということでした。
また、Face to Faceという言葉がありますが、地域交流や利用者様への協働でのサービス提供において、お互いを知り考えを共有していくためにも顔の見える関係作りが重要とされていることを再認識することが出来ました。
そして、講演会を通じ事業所として親しみを持っていただく関わり方や、人と人との繋がりを持つうえで大切なことについて、あらためて学ばせていただきました。
最後になりましたが、和田本部長、講演講師本当にお疲れさまでした。
投稿者:やよい苑事務長・林