医療法人彌栄会

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015わかやま


平成27年5月23日(土)から24日(日)にかけて和歌山城砂の丸広場にてリレー・フォー・ライフ・ジャパン2015わかやま(以下RFLと略称)が開催されました。

現在、生涯で何らかの「がん」を患う可能性は、男性で2人に1人、女性で3人に1人という現実があり、私達の家族や親戚、友人、職場を思い返してみても「がんとは全く関係ない」とはいえなくなっています。

RFLとは、「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間闘っている」という考えから、24時間夜通しで開催されるチャリティーイベントで、がん患者やその家族、支援者等が、がんと向き合い、勇気と希望を分かち合う場となっています。

和歌山では昨年に続き2回目の開催となり、今年も多数の彌栄会職員が参加しました。

イベントは23日(土)12:00より開会セレモニーが始まり、12:30より子供ボランティアによる元気な掛け声と共に、リレーウォーク&ランがスタートしました。

私達も、がん患者様、家族様、その他支援者の皆様と共に歩き、RFLのたすきを繋ぎました。

グラウンドにはたくさんの燈篭があり、その全てにメッセージが書かれています。闘病中の方への励ましや、がん患者様自身の目標や夢、また亡くなられた方への思いや感謝のメッセージ等もありました。

がんによる苦しみや悲しみ、それらを乗り越えていこうとする人の強さや、支える家族の思い等、様々な心情が伝わってきます。

辺りが薄暗くなると、全ての燈篭に火が灯され、幻想的な風景となり、人々の思いをより一層深めるひとときとなりました。

その他24時間にわたり、がん患者様やその家族様への応援や励ましをはじめ、がんを知り、がんと向き合う機会として、たくさんのチャリティーイベントが盛大に行われました。

RFLに短時間ではありますが参加したことで、がんを知り、自分にとっても身近なことであるということを改めて考えさせられました。

がんをはじめ、病や障害と向き合う人々の全ての思いが叶うことを祈り、また今回感じたことを心に留め、一日一日を大切に過ごして行きたいと思います。

医療法人彌栄会HP

投稿者:居宅介護支援事業所・田中

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