平成29年2月8日(水)16時より昨年導入致しましたパラマウントベッドのフォローアップ勉強会を開催しました。
今回の勉強会には、パラマウントベッド株式会社より担当の齋藤様にお越しいただきました。
前回の導入から約半年ほど経過しベッドの使い方も慣れてきたところではございますが、ここで改めてベッドの特徴や操作方法などを振り返り、ベッド性能を最大限発揮することで利用者様の安心・安全に繋がるようにと今回の勉強会の開催に至りました。
前回のブログでもご紹介しておりますが、今回導入したベッドの特徴はなんといってもカインドモーション(安楽な姿勢を自動調整する機能)付きで細やかな高さ調整と角度調整が可能で、角度調整のできる部位も細かく分かれており、高さは1センチ刻み、角度は1度刻みでの調整ができ、その方に合わせたベッドの高さや角度を実現できます。
今回の勉強会では、主にセンサー付きベッドの特徴についての振り返りを行いました。
センサー付きベッドは、利用者様がベッド上で寝られている状態を基本とし、起き上がり時・端座位(ベッド上に腰を掛け足を床へ下ろした状態)時・離床(立ち上がり)時・見守り時(離床からの経過時間)の4段階でセンサーが作動するように設定ができます。
これにより、利用者様の状態に合わせてセンサー調節することはもちろん、適切なタイミングで利用者様の情報をキャッチし事故や転倒などを未然に防ぐことができます。
ベッドの特性上、センサーが感知する為の条件がそれぞれあり、普通に使っている分には問題なくとも状況によってはセンサーが感知しにくい場面や故障の原因となる場面など様々なケースをご説明いただきました。
ベッド導入から半年が経過している事もあり、導入時に説明していただいた時よりも更にベッドの知識を吸収できたのではないでしょうか。
センサー付きベッドは確かに良くできており便利なことには変わりありませんが、あくまでも補助的な機能として捉え、何かあった時はすぐに対応できるようにすることはもちろん、何か起こる前にできる限りの対応を行うことを私達スタッフは忘れてはなりません。
今回の勉強会で学んだことを活かし、利用者様により快適に過ごしていただけるよう努めて参りたいと思います。
最後になりましたが、今回の勉強会の説明に来て下さいました齋藤様、ありがとうございました。
投稿者:企画広報・土井