医療法人彌栄会

Honda歩行アシストについて


平成29年9月21日(木)13時より本田技研工業株式会社が開発したHonda歩行アシストの使用説明会がやよい苑会議室において行われました。

Honda歩行アシストの説明をさせていただきますと、歩けない方が歩けるようになる!というものではなく、歩く動作や力が低下した方の歩行をサポートするもので、歩行時における足の振り上げ動作や蹴り出し動作を機械がアシストし、歩きやすくなる!ということです。

また、腰に巻く腰フレームと足の太ももに巻く大腿フレームの二つだけで装着ができ、非常にシンプルな作りと装着の安易さも魅力の一つではないでしょうか。

そして何より、最近の傾向として着目されている【見える化】にも対応しており、専用のタブレットで歩行時の左右対称性・可動範囲・歩行速度なども計測でき、そのデータ解析をその場で確認できます。

それ以外にも、3つの訓練モード(【追従モード】・【対象モード】・【ステップモード】)が搭載されており、タブレットを用いてモードの設定や股関節の屈曲や伸展のサポートの強さも調整できます。
【追従モード】・・・歩行パターンを把握し歩行動作を誘導
【対称モード】・・・歩行パターンを基に左右の屈曲・伸展のタイミングが対称になるよう誘導
【ステップモード】・・・ロッカーファンクションの獲得(歩行時における踵、足の関節・足首、足の指先などの一連の動作)

以上のことから言えるのは、Honda歩行アシストを用いることで、歩く動作や力が低下した方の歩行をサポートし歩く喜びを感じていただき、見える化によってリハビリでアプローチする部位なども明確になり、ご本人のモチベーションアップにも繋げていける一つのツールとして活躍が見込めます。

歩行アシストを使用の様子についても、改めてご紹介させていただきますので、引き続き医療法人彌栄会を宜しくお願いいたします。

医療法人彌栄会HP

投稿者:企画広報・土井

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