平成31年2月23日(土)、かつらぎ総合文化会館にて第3回紀北エリア糖尿病療養支援ネットワークが開催され、後半のディスカッション「糖尿病患者の口腔ケア」にパネリストとして参加しました。
糖尿病の人は歯周病になりやすく、また反対に歯周病が糖尿病や動脈硬化を悪化させることがわかっており歯周病は糖尿病の「第6の合併症」といわれています。
当院では、糖尿病合併症情報の把握向上や療養指導の効率化、そして患者の疾病への理解を深めるために糖尿病初期診療計画書を作成し運用しています。
その中で糖尿病と歯周病の関係を理解できることを目標に看護師から歯周病について知識の提供を行っています。
今回のパネルディスカッションでは、口腔ケアの各施設の取組みについて司会者である当クリニック院長の坂頭節哉先生を中心に討論が行われました。
歯周病を防ぐためには
① 歯科医院で定期的な検査をうける
② プラークや歯石を除去する。(ブラッシング・フロッシング・マウスウオッシング)
③ 生活習慣を改善する。
上記のことが大変重要となります。
患者さんの大切な歯をご自身で守っていただけるよう、今後もスタッフ一同取り組んでいければと思っております。
投稿者:やよいメディカルクリニック看護師長 松島かねこ