令和2年11月21日(土)、連携先である公立那賀病院にて「GLP-1 Scientific Update Meeting2020」という糖尿病関連の研究会が開催され、当院の坂頭院長が「実臨床での2型糖尿病の薬剤選択」と題して教育講演を行いました。
当日は上記に加え、最近お馴染みのWeb配信の講演も加えたハイブリッド形式で開催され、ソーシャルディスタンスを守りながら、医師をはじめとする糖尿病診療に従事する方々が多数聴講され、当院からも多くのスタッフが参加させていただきました。
ここ数年の糖尿病治療薬の進歩は目覚ましく、多くの薬剤が発売になり治療に用いられるようになりましたが種類が多いが故に、その選択にはより専門的な知識と経験が必要となっています。
1型糖尿病の治療ではインスリンが第一選択薬ですが、近年ではインクレチンの1つである GLP-1(glucagon-like peptide-1)が2型糖尿病の治療薬として重要な位置を占めるようになりました。
日々新しい製剤・剤型の開発が進められ、今後は非注射剤の発売も待たれるところです。
本会においては、坂頭院長による実臨床における薬剤選択のフローチャート等が示され、参加者からの注目を集めておりました。
今後もこういった機会を通じて、最新の知見や実臨床における情報等を習得し治療成績の向上につなげていければと考えております。
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投稿者:クリニック広報