前回のブログ記事では骨粗鬆症の概要について説明させていただきましたが、今回の記事では当院で使用している最新の骨粗鬆症検査装置についてご紹介させていただきます。
<骨密度測定装置>
米国ホロジック社製「Horizon(ホライズン)」
日本だけでなく世界中で高いシェアを誇る、信頼性の高い装置です。
骨密度測定の分野では世界標準となっており、骨粗鬆症の検査が高精度に行えます。
この装置は、腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。
直近の骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2015年度版)において、「骨粗鬆症診断には、腰椎と大腿骨近位部の両者を測定することが望ましい。」と記載されており、両部位の測定を行うことがより正確な診断を行うで有用であると推奨されております。
腰椎と大腿骨は骨代謝が盛んな海綿骨の情報を多く含んでいるので、骨量の変化をはっきりとらえることができますし、骨粗鬆症によって骨折が起こりやすい部位でもあります。
以下がこの装置の特徴になります。
特徴①
特徴②
特徴③
特徴④
次回のブログ記事では当院における実際の検査の流れを紹介したいと思います。
http://www.yaeikai.com/medical-index.html
投稿者;やよいメディカルクリニック 診療放射線技師 坂本